From Sea to Pearlアコヤ真珠ができるまで
アコヤ真珠は、ジュエリーとして皆様のもとへお届けするまでに約4年の歳月をかけて育てられています。
パールを生みだす母貝の育成から加工まで、すべて人の手で行われています。
採苗・稚貝育成さいびょう
真珠を育てるための母貝の多くは、人工的に受精・孵化させて育てています。これを採苗といいます。採苗された稚貝は1~2ヶ月水槽で過ごし、海に移されてから約2年かけて母貝に成長します。成長するまでには、付着物の掃除、成長に合わせてのカゴの入れ替え、餌の選別、水温調整など、たくさんの技術と愛情がかけられています。稚貝から育てることは天然資源の保護にも役立っています。
仕立て
母貝が成長したら、体内に真珠の核を入れる必要があります。反応を和らげるため、まずは別のカゴの中に入れ生理活動を抑制します。これを「仕立て」といいます。
貝たて・栓差し
核を貝の体内に入れる前に、まず貝の口を開きます。そのために仕立てた母貝を別のカゴに移し、口を上に向けて並べます。呼吸の反動で口が開いた状態を固定する工程が「栓差し」です。
核入れ
核入れ施術者が、球状の核と真珠層を作り出す細胞(ピース)を挿入します。一人前になるには最低でも10年の経験が必要とされる、非常に繊細な工程です。職人たちは貝に負担をかけないよう細心の注意を払います。
養生(仮吊り)
核入れ後、母貝を穏やかな海で休ませ体力の回復を待ちます。状態を見ながら徐々に沖合へ移していきます。
養殖管理
貝の掃除、高水温対策、赤潮からの避難など、人の手による細やかな管理が続きます。一粒の真珠ができるまでには、人の手が数千回以上かかるとも言われています。
浜揚げ・採珠
年末から翌年2月頃にかけて採珠が行われます。最も良い状態を見極めて浜揚げし、真珠を洗浄します。母貝の育成から約4年を経て、真珠が誕生します。
選別・加工
乾燥された真珠は一珠ずつ選別され、熟練のジュエリー職人の手によってジュエリーへと仕立てられます。